「損害保険業界が高給なわけとは?」

【損保日記】

 

本日のブログ内容は、ちょーー個人的な見解です。

とはいえ、昔OB訪問させていただいた社員さんからも業界の、社会の裏事情を聞いたので、書いていきます。

 

 

個人的に金融(主に損保)の年収が高い理由を以下の3点だと考えています。

 

(1)誰もやりたくない仕事を金でつる
(2)販売協力の多い業界だから
(3)確率論ビジネス
 

 

(1)誰もやりたくない仕事を金でつる

 

あんまりふさわしい表現ではありませんが、普通じゃつまらないので。

 

同期を見ても、年収を理由に入る方が多い印象です。

(面接で言うのはあまり印象良くないかもしれませんが笑

ちなみに僕は聞かれたら年収1000万円を超えたいと言うことも話していました)

 

心の底から保険に惹かれた人は正直同期では多くはなかったと思います。

もちろん震災経験から問題意識を強く感じたり、社会貢献性の高さや人の役に立ちたい、インフラを支えたいという想いで入社を決意した方々もいます。

 

 

とはいえやはり震災や台風などの支払い時のお仕事は、社会貢献性だったり、影響力のあるお仕事かもしれませんが、楽しいことばかりではないです。

辛いことや見たくない現実もたくさんあります。

特にお金が絡むとかなり厄介です。

 

 

そういったつらいお仕事、人間としてのお金の欲望、見たくない部分まで見えるお仕事だからこそ、年収を高く設定することで、人が離れないような仕組みになっている。

 

 

…なんてことを先輩から聞いたのですが、果たして真相はいかに。。笑

 

 

(2)販売協力の多い業界だから

 

自動車の購入はもちろん、お節、家電、携帯、お弁当など購入する(購入を推奨される)機会が多いからです。

販売協力といって、お客様や代理店様から「保険売っている代わりに自社の商品も買ってね」そんな暗黙の了解で、様々なものを購入する機会が多いです。

 

 

もっとも有名なのは自動車で、場所によっては車種も選べなかったり、1年目から購入したり、2〜3年ごとに買い替えもあるなんてお話しです。

今はそんなことはないのですが、

先輩社員などはクリスマスにケーキ12個買ってきて冷蔵庫に入らない経験だとか、

スーツを10着購入して売りさばくなど、どんな営業マンやねん的なタフな経験を積んできた方もいらっしゃいました。

 

車の購入、その他の販売協力の多い会社だからこそ、

年収のアベレージが高く、その年収の中から、買ってね。

そんなメッセージが隠されていたり、いなかったり。。?

(お客様との飲み会、忘年会、ゴルフなども頻度が多いのも理由の1つ??)

 

そんな仕組みもあるのかなあということです。 

 

 

(3)保険は「大数の法則」に基づいています。

多くの人たちから保険料を頂き、事故にあった場合は還元する。

つまりは事故がなかったりした場合はお客樣は保険の価値を実感しなかったり、保険会社としてはそのまま利益につながるというわけです。

代理店への保険手数料は約20%(保険商品によって異なります)なので、4分の3の保険料を、保険会社の利益とすることができます。

 

つまりは保険会社が得する仕組みとなっています。

(そうでなきゃビジネスではなくボランティアになってしまいますよね)

 

例えば、学生時代に旅行に行く時

海外旅行保険に加入しますよね。

何か事故に合わないか、海外でスリに合わないか、心配ですよね。

 

でも結局だいたいは何もなく帰ってくる

「ああよかったな、今回の旅も安心して帰れた」

 

となるわけですが、

これが 子供から大人まで一斉に旅行に行っていたら、

まあほとんどの人が事故に合わないわけですから、その分保険会社は儲かります。

 

 

「じゃあ地震とか自然災害があった時は一気に失っちゃうの?」

 

 

いえいえそんなこともありません。

お客様にちゃんとお支払いするぶんもちゃんと考慮した上で、保険料の設計をしたり、リスクに応じてどれくらいの割合にするかを決定しています。

 

このビジネスモデルが損害保険が高給取りな裏の仕組みなのじゃないかな〜

って勝手に個人的には考えています笑

 

 

 

僕個人は上記のような

業界のネガティブな考え、仕組みも知るように心がけていました。

この会社に入って、絶対に後悔したくない、会社の文句を言いながら仕事をするのは嫌はだ。

 

だからこそ、あえて、辛いこと、困難なこと、厳しい現実などもちゃんと取り込もうということで色々なお話を伺いする中で、上記のような仕組みを聞きました。

 

その上でも、覚悟を決めて

僕は損害保険業界で成し遂げたいことがあったので勤めました。

 

 

本日のブログは完全に独断と偏見と妄想なので、

あくまでも参考になれば嬉しいです笑

 

 

信じるか信じないかはあなた次第です〜〜

 

 

ではでは

 

 

あお