「損保って飲み会ってやっぱり多いの?」

【損保日記】

 

私が所属していた営業支社での飲み会の頻度をお答えます。

 

月に2回です。

 

月末に数字の目標振り返りがてら飲み会があるのと、

代理店との情報交換会の後にある飲み会の2回だけでした。

 

 

気になるお値段の方についてですが、

基本的に「割り勘」です。

(奢ってもらえるのは基本的に配属初日のみです…社会人は甘くないぞ)

 

とはいえ「傾斜」と言って役職が高い人が多めに払うように、

金額の配分を決めます。

これも新入社員のお仕事です。

(だいたい先輩からExcelのフォーマットもらえます)

 

なので基本的にはいつも3,000〜5,000円の支払いでした。

(学生の時の飲み会代金そんな変わらないじゃん!)

とはいえ2次会などに参加した時は先輩が奢ってくれるなど1年目に優しい社員さんもいっぱいおりました。

(ラーメンにジンギスカンに奢ってくれた先輩ありがとうございました…!!

あとスナックも…!笑)

 

 

しかし、異動の多い業界でもあるので、

部署の中で社員の異動

(新しく部署に入る仲間の歓迎会と、違う部署へ異動していく方へ「ご栄転おめでとう!」みたいな飲み会

や新しく入社した方がいれば適宜開催されたりします。

なので僕がいた支社だと少ないときは月に2回、

多いときは4回くらいでした。 

 

 

「え?そんなに少ないの?たった2回だけ?」

 

 

そうなんです。

自分でもびっくりしました。

 

 

とはいえ、あくまでも”僕が所属していた”支社の話です。

 

 

僕の友人のお話をすると、

通常時から週に3回飲むような仲の良い支社もありました。

とはいえベロンベロンに酔って終電を逃し、

なんどもタクシーで帰っている同期を見ているのは、タフだなあと感じることもありました。

 

地方は付き合いで飲み会が多いんじゃない?

などと思うかもしれませんが、全然都内や関東地区でも週2〜3で飲み会がある部署もありました。

特に忘年会のシーズンともなると、毎日飲み会続きで体力的にかなり大変そうな同期もいました。

(12月の最終週とか月は全部飲み会で埋まっているなんてことも?…笑)

 

 

 

「やっぱりお酒飲めないと、生き残れないのかなあ」

 

 

いえ!そんなことはないと思います。

僕もお酒があまり飲めなかったので、お酒を飲まない部署を希望していましたし、

僕の友人などもお酒の少ない部署でもあり、英語を使える部署として損害サービス部門に配属された同期もいました。

 

 

大事なのは、

お酒が飲めないことをちゃんと周りに伝えることです!!

 

僕自身お酒が得意な方ではないので、支社に配属されて歓迎された時に

「お酒飲める?」

という回答に関しては、

「いいえ、正直強くありません。精一杯飲みますが、潰れてご迷惑をおかけしないようにいたします」

と伝えていました。

 

「真面目か笑」とか「新人は飲むのが仕事だから潰れても大丈夫だよ笑」

と優しい声をかけてくれましたが、いざ飲み会が始まっても

 

「あんまり無理して飲まなくていいからね」

 

と声をかけてくれる先輩方も多くいらっしゃいました。

 

(感謝感激です。)

時代も時代なので、飲みを強制する文化みたいなのはもうほぼほぼないと行っても過言ではありませんね。

 

 

 

「でもそれってあんまり飲み会のない支社にたまたま配属されたんでしょ??」

 

 

 

それもありますが、

僕の場合は配属面談で「お酒が苦手!」ということを自己主張しました!!!

 

 

内定式の後にある配属面談時で、

自分がお酒が飲めるか飲めないかをしっかり伝える機会があります。

面談時に、私は正直に(というより強目に)お酒が飲めないことを主張したので、

他の部署よりも比較的に飲み会の頻度は少ない部署に配属されました。

 

ここで大切なのは、「自分でコントロールできる部分は、しっかり主張するべきです」

特に大手企業となると、配属部署も地方転勤も会社の都合で決まることの方が多いです。

(というかほとんどそうです)

なのでせめて自分が取り組みたい業務内容、勤務地や環境に関しては、

しっかりと意見を伝えるべきです。

 

 

それをちゃんと伝えていないのに、

「会社の都合でこうなった」

などと文句を言うのはあまり格好良くないかと思うので、

自分の意見はちゃんと主張すると言うことも大事ですね。

 

 

 

余談にはなりますが、出張時に先輩社員と飲んだ時、

「損保は給料の3分の1がトイレに流れる」

みたいなことをお伺いしました。

(さすがに盛っていると思いますが…笑)

 

それくらいお酒の付き合いも多いと言う意味らしく、

飲み会や接待なのかそれともストレス発散なのか…笑

 

 

 

こう言うことを書くと

「最近の若い奴は…」

とか言われそうですが、本音で書くと

あまり目的がはっきりしないような飲み会にはできるだけ参加したくないんですよね。

 

例えば上司をひたすらよいしょする飲み会とか、

昔の成功経験をひたすら聞いてちょいちょい質疑応答を行うなど、

この飲み会で学ぶことあるのかなあ

と感じてしまうんですよね。

 

それならば飲み会という手段ではなくて、1対1の面談などで、

フィードバックを受けたいと思ってしまいますし、

帰社して体を休める、英語の勉強をする、読書をして自己研鑽などの時間に充てたいとか考えてしまうんですよね。

(ゆとり万歳)

 

会社として風土として、人付き合いとしてとても大切だと言うことは頭ではわかっているのですが、

とはいえ感情がついてこない、論理的に説明できない、

ましてや尊敬もできない社員の方のお話を聞いても気づきを得られない…

(何か1つでも気づきを得ようとする姿勢が一番大事です)

 

とはいえ上司の成功体験から再現性高いものにするため質疑応答すれば

営業でも活かせる術を盗むこともできますし、

営業時には話せないお客様との付き合い方とかとんでもないクレーム案件とか、
これまでの困難や苦労をどう乗り越えたかなどの話を聞くことで覚悟は定まりますし、

自分から情報を掴みに行くという姿勢が大事ですね。

 

 

やはり要はスタンス(学ぶ姿勢)が大事です。

自分は得意ではない飲み会でも、

大手企業で飲み会は新入社員にどのような役割を求めているのだろうか、

どのような立ち回り、気遣いはどうすべきか、

お客様が喜ぶメニューの出し方はどれか、いつのタイミングでお酌するべきなのか

 

などと、自分の頭で考えて、この飲み会をどう盛り上げるか、

自分なりにどう付加価値をつけるか

という視点で飲み会に取り組むのはとても面白かったです。

(完全な黒子に徹した時に上司が褒めてくれたのは嬉しかったですね笑)

 

 

飲み会はそういう楽しみ方もあります。

捉え方が大事で

自分が得意ではない、つまらない飲み会を

いかに楽しくすることができるか、

いかに学びが多い時間に変えられるか。

 

 

そんな感じでみなさんも飲み会を乗り越えて、楽しんでいってほしいなと思います!笑

 

 

みなさんお酒はほどほどにです!

 

 

 

 

あお