「損保に求められる資質って? その2」

【損保日記】

 

前回からの続きです。

 

個人的にリテールの営業経験をへて、

損害保険業界の営業に必要だなと感じた能力は以下の5つになります。

 

1 継続勉強力

2 企画コンサル力

コミュ力

4 先見力

5 タスク処理能力

 

今回は2番目から最後まで一気にご説明します!

 

 

2 企画コンサル力(提案力、営業計画)

 

主に営業時に求められる力です。

具体的には、損害保険会社の売上向上のために、

代理店の売上向上のためにどのような施策を打つべきか、という視点がとても大事だと感じました。

 

「営業なのにコンサル?」

 

コミュ力(人を動かす、上司マネジメント)

 

社内のコミュニケーションと社外のコミュんいケーションがあると思います。

1)社内

 

2)社外

 

 

4 先見力(現状数字の把握、次月の目標)

 

当月の数字の把握はもちろん、当月中に、

「次月に向けてどんな提案ができるかどうか」

この先手を打つ案をどれだけ持つことができるかどうかが大事になってきます。

もちろん当月の目標達成のために取り組むのも大切なのですが、より効率よくかつ大きな金額の提案を成功することができれば、その月の中旬までには営業目標達成することもできる月もあります
(その度に目標が上乗せされていくのですが、、笑)

 

当月の目標達成をさばきつつ、次月の布石をたくさん打つことが必勝法です。

「来月、あのお客さんのところで火災保険の大きい金額の切り替え案件があるな、今のうちに提案準備をしていこう」

 

こんなイメージです。

なので当月を走りながらも、目線は次月を見据えている。

このような走り方ができるのが理想です。

 

この視座が高ければ高いほど、目標達成のために必要な動きの解像度が上がります。

「この四半期でどこまで積み上げられるか」

「上期の方が案件が多いから、どんどん動き出そう」

 

このように1日のスケジュールから、1ヶ月先、四半期ごと、上半期を見据えて動ける営業マンがいるということなのです。

 

 

5 タスク処理能力(営業、事務処理、飲み会設計、メール対応、照会応答)

 

営業というのは、数字を挙げる、提案資料を作成する、というお仕事だけではありません。

社内報告だったり、メールや電話での照会応答、飲み会のセッティングなど、常に同時に何かを考えながら取り組むます。

タスクの優先順位をつけてどんどんさばき、こなしていくことも営業のコツですかね!

 

 

・事務処理

PCからは提案資料を作成したり保険商品のマニュアルを見たりするだけでなく、

代理店からの保険見積書の作成、申込書の手配、など様々な処理も行います。

社内の報告資料としてExcelを作ることもありました。

例えば、各担当者のクライアントである自動車保険の売り上げ予測とその期日や現在保険料、担当社員別の今後の顧客ターゲットリストを一覧できるものを作成したりしました。

 

自分で作ったExcelをもとに会議が行われてたりするとちょっと嬉しいですね

(小さな喜びを噛みしめるタイプです笑)

 

・飲み会設計

特に若手の仕事になります。

新入社員の頃は、月末の飲み会だけでなく、

人事異動による新しく配属されてきた人、他部署へ異動になってしまう社員がいるときも飲み会をセッティングします。

 

飲み会に参加する人は誰か、金額の配分はどうするか、予約はできているか、当日の席次はどうだ。

 

ぼやぼや毎日過ごしているとあっという間に飲み会の日は来ますし、

とっとと予約しないとどんどん予約が取れなくなってしまいます。

 

僕は毎月の月末にある飲み会までに、

次月の飲み会場所を選定、月末飲み会後1週間以内に必ず次月の飲み会を予約するようにしていました。

(面倒なことは先に倒す!笑)

 

 

・メール対応

メールはめーーーちゃ来ます 。

社内では主に社内で共有すべきこと、

会社方針や海外企業の買収案件の共有、商品改定、営業数字の共有、本部の営業数字の共有、新商品の告知と概要、支社の現状共有

社外からは代理店からの問い合わせ、クレーム対応、申込書・見積書の作成依頼、営業数字の現状把握、商品規定について、資格についてなどなど

 

書き出したらきりがないです!

大量に来る(1日80〜100件くらい?)メールを、

いかに把握し、いかに処理し、アクションプランに落とし込むか(もしくは理解に止めるか)

この判断・決断の連続がとってもいい機会になったかなあと思います。

(もちろん社内では理解把握できていて当たり前、の世界です)

(個人的にスピードを情報処理をリンクさせることが苦手だったのでいい修行でした)

 

・照会応答

主に代理店からの問い合わせで、電話で来ることが多いです。

「この商品ってこういう事例の場合も対象になる?保険入れる?」

「こういう事故の場合も支払い対象になるのかな?」

 

この1つ1つの質疑応答にいかに早く、的確に答えるか

これが営業マンに求められています。

そのためには常に保険商品の理解を進めること、

どこを調べれば良いかの概要を素早く掴むことがとっても大事です。

 

もちろん訓練すればできるようになりましが、

毎回毎回の照会応答で、理解の抽象度を高めたり、再現性を意識しながら検索することを習慣にすれば、素早さも変わってくるのではないかなと思います。

 

 

 

また長くなりましたが、こんな感じでしょうかね!

 

サクッと終わります!笑

 

 

ではでは

 

 

 

あお